2009年06月18日

現代短歌協会公開講座を聴講してみる。

今日は、現代短歌協会が主催する公開講座を聴講してみました。

ところ:学士会館(@神保町)
とき:2009年6月18日(木)18:00-20:00

6月のテーマ:『師vs弟子/物申すに不足なし』
パネリスト:馬場あき子,佐佐木幸綱vs大井学,黒岩剛仁
司会:穂村弘

ご存知の方もいると思いますが、現代短歌協会というのは、ある一定の水準を持った歌人を会員とする団体で、創立53年。活動内容等は、ホームページを見れば分かります。

この公開講座、今年は4月から10月まで6回にわたって行われるようで(8月はナシ)、各回は独立しているので、ホームページなどでテーマを見て好きな回を受講できます。有料ですが(各回1,500円)、6回全てを受講する場合には少し割引になります(各回1,000円)。

深い意図があって聴講してみようと思ったわけではなく、たまたまこの公開講座の存在を知ったのと、時間があったのと(要予約なのですが)、いわゆる歌人(or俳人でもよかったのだが)をナマで見てみたかったという、まぁそんなところです。穂村弘さんってどんな声で話すんだろう?とか、気になりませんか。


会場へは早めに着いたつもりだったのですが、それでも既に受付を済ませて開場するのを待っている人たちが15人ぐらいは並んでいて、最終的にはだいたい250席ぐらいあった会場の椅子が全て埋まるぐらいの人たちが聴講のために集まっていました。ちなみにその平均年齢は45歳ぐらいで、8割ぐらいが女性だったと思います。平日の18時に神保町に来られる人というのはある程度決まっているのかもしれませんね。

しばらくして講座がスタートしまして、一応のテーマは「師vs弟子」ということになっていたのですが、そういった図式の話にはなかなかならず、というか、馬場さんも佐佐木さんもご自身が"師"という立場にあることをほとんど意識していないとお話なさっていたことに、少し驚きました。

いわゆる結社を牽引する立場にあるからには、"弟子"にあたる人たちには何かを課しているとか、先生然としたスタンスを持っているのだと思っていたのですが、そんなことはないようです。それでも、両氏が持っている魅力が人に後を追わせるという、そういうことなのだと思います。

実際、馬場さんも佐佐木さんもやはり貫禄は十分で、お話も面白くて、それぞれの結社に参加したいと思う人の気持ちもとても分かるような気がしました。

それから、今回の講座で使われた資料は大井さんが作られたそうなのですが、パネリストの短歌だけでなく、馬場さんや佐佐木さんの"師"にあたる窪田空穂や佐佐木信綱などの文章なども引用してまとめられたものが配布されたので、とても参考になりました。
黒岩さんもユーモアのある方で、ボクは"この人おもしろい"ってメモまで書いてしまいました。そしてそれと同時に真面目な人だなあという印象も受けました。

穂村さんの声も聞くことができました。想像通りのやわらかいしゃべり方で、想像よりも高い声でした。ぼんやり話を聞いているようで、要点はきちんと押さえて(司会として)まとめ直したりもしていて、(エッセイなどを読む限り)いろいろなことができない穂村さんですが、頭のいい人だと思いました。


この公開講座は10月まであと3回開かれるので、もし興味を持たれた方は、現代短歌協会のホームページで詳細を確認してみてください。


ボクは、とりあえず、今年の題詠blogマラソンを終わらせてから、今日聴くことができた話をまたいろいろと思い出してみようと思います。
  
posted by 磯野カヅオ at 23:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 和・古 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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