2012年11月10日

見切り発走!24時間選歌マラソン!001「今」- 005「点」

ということで、今日の午後2時ぐらいから、24時間かけて、ひたすら選歌を行ってまいります。

対象は、現時点(2012/11/10)で投稿済みのお歌。

これから、ラストスパートで良いお歌が投稿される可能性も大いにありますが、今日の時点では、それらはまだ見ることができないので、対象外ということになります。

せめて、12月にできればよかったかなとか、ツイッターでやってみたら少しは臨場感も出るのかなとか、やり方もそれなりに少しは考えてみたのですが、そんなことを考えている時間も惜しんで、ひたすら選歌。

できれば100番目のお題まで辿り着きたいのですが、もしかするとキビしいかもしれませんです。


それでは、レッツ・スタート!

001「今」

子の「まんま」今朝も炊いてる 十八の頃の彼氏がくれた土鍋で (ミカノ) 

カタログの折られた端を戻しつつ今を一緒にいるだけの人 (伊上淳之介) 

鶏絞めの一つ話の祖父の手にアヲハタの蓋かたき今朝なり (理阿弥) 

今ここが災後なのだとこゑがする朝のしづかなドトールにゐて (西巻真) 

妹のために絶望せず生きるこんなことしか今はできない (由布子) 


002「隣」

隣町のホテルにしてもすることはおんなじだから安さでえらぶ (天国ななお) 

海を見る人の隣で海を見る人の隣で海を見る猫 (南野耕平) 

数えれば後部座席の空き三つ迷うふりして隣を確保 (床ゆうこ) 

あのバスが隣の町を通過する頃にはどうか忘れてほしい (田丸まひる) 

≪おにぎりを食ってるやつの隣≫だとメールされてる気がする渋谷 (七生) 


003「散」

リビルドを繰り返す街へ散りばめる夜光塗料の虹は消えない (廣田) 

「きのうよりひらいているよ」と指さして母に教える散歩の途中 (なゆら) 

散剤をこぼしてしまう高熱のせいにしようと布団に潜る (小林みに子) 

その家の子が会釈して出て行った散髪される鏡の僕に (飯田和馬) 

「解散!」とおどけてみせた男から預かっている集合の笛 (伊織) 


004「果」

グレープよりさらにグレープ感のあるファンタは果汁ゼロパーセント (夏実麦太朗) 

携帯の登録消した人たちは記憶の果てでたまに生きてる (太田槙子) 

ライムくん、ユズ、モモ、リンゴにイチゴちゃん 園の名簿は果物売り場 (ミカノ) 

果物を入れた茶色い紙袋はしゃいでみえていいとおもった (本田瑞穂) 

やわらかなティッシュを捧ぐ 数億のオタマジャクシの世界の果てに (伊上淳之介) 


005「点」

春近し子ら遊びゐる浜の辺に波頭きらめく点描のごと (紫苑) 

あまさかるひなの祝に桃なくも野点の花ぞをさなまれびと (浅草大将)

まっすぐに歩いていこう泣いた日に駅のホームの点字ブロック (ゆら) 

ひそかなる採点の時の楽しみは愉快な誤答を見つけたること (湯山昌樹)

続く、かのように、思わせ、振りに、打つ、点で、話に、なりゃしねえ、だが、 (兎陸☆) 



※お名前等、間違えがございましたら、申し訳ありません。
 
posted by 磯野カヅオ at 16:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 選歌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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